
HP ENVY x360(13-ag0010AU)のバッテリーが劣化し、ほとんど充電できない状態になっていたのでACアダプターに接続したまま使用していましたが、ついに電源が入らなくなってしまいました。


新しいPCの購入も検討したのですが、今回はバッテリー交換することにしました。
メーカー修理だと手間や費用がかかるため、互換バッテリーを購入し、自分で交換しました。
初めての作業で不安もありましたが、結果的には無事に交換できてPCも問題なく起動しました◎
この記事では、実際に行った交換手順や必要な工具、注意点をまとめています。
※注意事項
この記事は初心者が実際に行った作業の記録です。
分解・交換は自己責任となりますので、作業によって生じた故障や破損については責任を負いかねます。
また、分解を行うことでメーカー保証の対象外となる可能性があります。
作業前には取扱説明書などを確認し、無理のない範囲で行ってください。
今回の作業は、互換バッテリーのメーカーが公開しているYoutubeの動画を見ながらやってみました。
動画とはモデルが違うので手順が異なる部分があります。
用意したもの
・互換バッテリー(KC04XL)
今回使用したのは、World Plus製のHP対応「KC04XL」です。
交換後は問題なく使用できています。
※今回はHP ENVY x360(13-ag0010AU)で交換を行っています。
型番が異なる場合、手順や対応バッテリーが異なる可能性があります。
・ドライバーセット
今回の作業では、プラスドライバーとトルクスドライバーが必要でした。
トルクスドライバーは今回初めて使用しましたが、裏蓋のネジを外すために「T5」サイズを使用します。
プラスドライバーのサイズについては情報が少なく迷いましたが、他の事例を見るとPH1を使用している方が多いようです。
今回は手元にPH1がなかったためPH0で代用しましたが、ネジをなめる可能性もあるため、可能であればPH1を用意しておくと安心です。
バッテリー交換手順
①交換作業前に体の静電気を取り除く
静電気が体に貯まったまま機器に触ると故障の恐れがあるので、手のひら全体で壁やコンクリートの床を触り静電気を逃がしておきます。
②PCの電源を完全にオフにする
PCの電源を完全にオフにし、電源アダプターもPCから取り外しておきます。
③背面カバーを取り外す
3-1. PCを裏返して、トルクスドライバーでネジを2か所外す
外したネジは無くさないように小皿やトレーに入れておきます。

3-2. ネジを隠しているラバーを外す
背面のラバーを剥がすとネジが隠れています。
後で貼りなおすので両面テープもラバー側に残るようにして剥がします。

3-3. プラスドライバーでネジを外す
ラバーの下に出てきたネジをプラスドライバーで外していきます。
上部4か所、下部2か所の計6か所です。
ネジ穴の横に「M2×L6」とネジの規格が書いてあるところが目印。

3-4. ヘラを使い背面カバーを外す
ヘラを隙間に差し込んで少しずつカバーを外していきます。
ツメが外れる際にバキバキと音がしますが、実際に作業した範囲では破損などありませんでした。
※無理に力を入れるとツメが破損する可能性があるため、少しずつ慎重に進めるのがおすすめです。
上部のヒンジ(液晶パネルとキーボードの接続部分)付近から始めると比較的スムーズに外しやすいです。

④バッテリーを取り外す
背面カバーが外れ、内部の基板やバッテリーが見える状態になりました。
ファン周りにホコリがかなり溜まっていたのですが、このときは道具がなく掃除ができなかったため、後日対応することにしました。
4-1. バッテリーを固定しているネジを外す
バッテリーを固定しているネジを、プラスドライバーで外していきます。
ネジは全部で4か所あります。
ネジ穴の横に「M2×3.5」と書かれている部分が目印です。
ネジの色はカバーのネジとは異なるため、再度取り付ける際も見分けがつきやすいと思います。

4-2. コネクタ外し
バッテリーのコネクタ部分を、ヘラを使って少しずつ押し出して取り外します。

4-3. バッテリーを固定している線を外す
バッテリーを固定している線を留め具から慎重に外します。ピンセットを使うと良いようです。

4-4. バッテリーを取り外す
固定しているネジと配線を外したら、バッテリー本体をゆっくり持ち上げて取り外します。

⑤ 新しいバッテリーを取り付ける
新しいバッテリーを、取り外したときと同じ位置にセットします。
バッテリーをネジで固定し、コネクタや配線も元の状態に戻していきます。
最後に背面カバーを取り付け、すべてのネジを締めたら作業完了です。

交換後はバッテリーを一度100%まで充電してから使用し、100%になったらアダプタを抜いて0%になるまで使用するキャリブレーションを行ってください。
バッテリーの充電状態を正しく計測するのに必要です。
まとめ
初めてのバッテリー交換でしたが、手順を確認しながら作業すれば問題なく行うことができました。費用や修理に出す手間や時間を抑えたい方は選択肢の一つとして検討してみても良いと思います。